感情表現で重要なこと!

おはようございます(^^)

最近めっきり寒くなりましたね

暖房をつけて部屋を暖かくするのは大切ですが

その分、部屋は乾燥してしまうので加湿して

喉のケアも怠らないようにしましょう!

(※体調管理は役者の必須スキル)

 

ところで、先日12月5日に放送された

アメトーーク! 東京03飯塚大好き芸人」

ご覧になりましたか?

 

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この放送で役者として、とてもタメになる部分があったので、

共有させていただきます!

 

それは主役である東京03の飯塚さん

劇団ひとりさんの言葉です

 

*1

 

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「コントと言えばボケはお芝居だと思ってる。そうするとツッコミが笑わせようとしちゃうと、ちょっと冷める。飯塚さんはね、絶対に笑わせようとしないんですよ。基本的に、もう『ただただ困ってる人』ていう感じで。だから笑わせようとしないから凝ったフレーズもあんま使わない。よく見てると『えー!?』とか『ウソー!?』とか『何でぇ!?』ぐらいの結構シンプルなワードなんだけど、その状況に合ったピッタリの感情表現を乗っけている。だからワンパターンに聞こえない

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いかがでしょう?

 

本来、「人に笑ってもらう為」のコントで

「笑わせようとしない」という選択は一見、

矛盾しているように思えますが、この劇団ひとりさんの言葉を聞けば

寧ろ東京03さんのコントで笑ってしまうのは必然のように思えます(^^)

 

これはお芝居も全く同じで、例えば「泣くシーン」

「お客さんにも泣いてもらおう」という気持ちが役者の中にあると

余程の演技力がないと、目聡いお客様は「ワザとらしい」と思います

 

人って「良い思い出」より「悪い思い出」の方が

記憶に残っていることが多いです

なので、役者の「ワザとらしい」という芝居を感じると

「作品の良いところ=良い思い出」より「ワザとらしい芝居=悪い思い出」

が記憶に残り、結果役者はお客さんに不快な思い出作りに協力してしまったことに!

 

特に養成所時代では、「少しでも目立ちたい!」という気持ちが

結果的に「相手の記憶に自分を残そう!」という表現に繋がって

めちゃくちゃサムい芝居をしてしまう人が多いのです(※ボクもそうでした!)

 

まぁ、そこんところを教えない講師が多いのは問題かもですが、

解決策も劇団ひとりさんは仰っています

 

それは「その状況に合ったピッタリの感情表現を乗っけている。だからワンパターンに聞こえない」とう言葉

 

つまりは「状況に合った感情表現」が芝居の中では重要であるということです!

 

「お客さんを笑わせよう!」「自分の素晴らしい芝居を見てもらおう!」

これらは全て演者自身の感情表現であり、作品の中にいるキャラクターたちの感情ではありません

 

コントの中の飯塚さんが演じるキャラクターは周囲を笑わせようとしていない

ただただ怒ったり困ったりしているだけ。

 

現実に置き換えてみても、思わず笑ってしまう場面って

人が感情剥き出しの時が多くありませんか?

 

役者、その中でも〝声優〟という道を選択する人の多くは

アニメやゲームしか触れませんが、芝居の表現を身に着けたいのなら

アニメはゲーム以外の世界にも目を向けてみてください!

 

絶対に学べるモノはたくさんあります(^^♪

たくさんの世界から芝居に役立つものをインプットをして

アニメやゲームの世界でアウトプットしまくまりましょう!

 

ちなみに、今回の放送で個人的にツボったのは

蛍原さんの「俺んとこに挨拶来た?」でした

 

 

 

【大切なのは、その状況に合った感情表現】

 

 

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*1:以下、放送の劇団ひとりさんの言葉の概要を抜粋